お知らせ

2023-11-18 08:00:00

院内待合図書・第1シリーズ(暫定)を設置しました。

日に日に寒くなってきています。さらに体調管理が重要な時期になりました。

 

当院でも体調不良の患者さん対応などで、待ち時間が大きく変動する事もあり、ご迷惑をおかけしております。

(先日お伝えした通り、待ち時間の待合室混雑解消目的で順番予約システムの導入に向けて調整中です)

 

 

本日は、待合室に少し本を設置しました。本のセレクトはひとまず私自身が、当院通院中の患者さんのことを想定しながら、セレクトしています。

まだまだ第一弾(暫定)なのでこれから更にブラッシュアップしていく予定です。

 

待合室でのお待ちの時間を、図書を通して少しでも意義あるものにして頂ければ幸いです。

 

*お子様用の絵本も近日整備予定です! しばらくお待ちください。感染対策も兼ねて少数から設置予定です。

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2023-11-04 07:00:00

日本サッカー協会(JFA)公認スポーツ救命ライセンス 講習会(更新)に参加してきました。

11月3日の祝日を利用して、日本サッカー協会(JFA)公認スポーツ救命ライセンス 講習会(更新)に参加してきました。

 

スポーツ医学や救命に関わるたくさんの知識をアップデートする事ができました。

引き続き、可能な範囲でサッカー協会の仕事にも関わっていければと考えています。

 

医師の働き方改革や診療報酬改訂、若手医師の不足(特に地方での内科や外科)など様々な問題が一般のニュースにもあがっています。

病院勤務医や診療所医師、専門科目ごとに切り分けてばかり考えるのでなく、私自身は医院での仕事〜病院(水島中央病院等関連病院)での仕事〜地域での仕事(介護福祉関係、サッカー協会、医師会や学校医関係など)に引き続き横断的に関わっていければと考えています。

 

 

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2023-11-01 07:00:00

最近増えている??帯状疱疹の予防に : 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)に関して

コロナ期間の影響があるのか、夏の疲れがあるのか、最近当院でも帯状疱疹に罹患する患者さんの数がかなり増えている印象です。

(当院では、判断悩ましい症例は近隣の皮膚科専門医の先生へご紹介の上、アドバイスを頂いています)

他の医療機関の先生に聞いても同様の感想を持たれている方が多いです。

 

現在ワクチンといえば、コロナとインフルエンザが有名ですが、帯状疱疹に関して高い有効性と長い有効期間を持つ新しい帯状疱疹ワクチン(シングリックス=GSK社)の適応が拡大されました。

 

適応追加:これまでの「50歳以上の者」に加えて、新たに「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」が2023年6月26日付けで追加されました。特別な持病の有無に関わらず医師と相談の上適応があると判断されれば、18歳〜49歳の方も接種が可能となりました。接種間隔などの接種方法は50歳以上と同様です。基本的には2ヶ月空けての2回接種です。

 

当院では、従来の水痘・帯状疱疹ワクチン(1回接種)も使用可能であり、2つのワクチンのメリット・デメリット(価格、有効性、有効期間)を相談した上で接種するようにしています。

 

状況や希望に合わせてぜひご検討いただければと思います。 

通院中の患者さんは診察の際でも可能ですので、お気軽にご相談ください。待合室にパンフレットもご用意しています。

 

2023-10-27 07:00:00

川崎医科大学・小賀教授の講演会に参加しました:睡眠時無呼吸症候群に関して

昨日、水島協同病院で開催された、川崎医科大学 呼吸器内科学 主任教授 小賀先生の講演会(座長:水島協同病院 診療部長 呼吸器内科 畑野先生)に参加させて頂きました。

 

睡眠時無呼吸症候群の疫学から診断、CPAP療法まで幅広く、多くの事を勉強させて頂きました。以下私が学んだポイントを共有させて頂きます。

 

・睡眠時無呼吸症候群の有病率は日本においても非常に高く、喘息や慢性閉塞性肺疾患以上と言われています。しかし、なかなか診断に至っておらず、諸外国と比べCPAPの使用率が低い状況です。

 

・いびきや眠気だけでなく、夜間頻尿や体のだるさ、長引く咳など様々な症状を引き起こします。夜間頻尿の原因となっているケースも多いとのことでした。

 

・睡眠時無呼吸症候群は万病のもととして指摘されており、高血圧や心臓疾患/脳卒中等の引き金になることはだいぶ知られてきておりますが、喘息や肺疾患の悪化にも関わるという事が明らかになっています。

 

・特に高血圧や心疾患、脳卒中等の病気を有する方においてはかなりの確率で睡眠時無呼吸症候群を併発しているとのことです。

 

 

睡眠時無呼吸症候群が疑われる方には、スクリーニング検査として当院でも簡易無呼吸検査が可能です。簡易検査の結果次第で、その後の精密検査入院やCPAP療法を調整させて頂きます。

当院でも睡眠時無呼吸症候群の診断をなおざりにする事なく、日々の臨床に臨んでいくべきと、痛感いたしました。

 

2023-10-25 07:00:00

Yahooニュースでの勉強になる記事:長引く風邪症状 原因は…

yahooニュースに私自身も大変勉強になる記事(https://news.yahoo.co.jp/articles/677b6f038eff67408940eb11d1429ba2e9d6e9fe)が掲載されております。

 

風邪や各種感染症の流行もあり、長引く咳や喉の症状の方が多い事を日々実感しています。

通常の肺炎等とは異なり、なかなかCTなどの検査で異常が出ない方も多い印象です。

(これまで通り、通常では発熱もない長引く咳で一般的な肺炎が見つかるケースは少ないとの事です)

 

基本的な事ですが規則正しい生活や生活習慣も心がけていきたいと思います。

とは言うものの、皆様仕事もされており、安静ばかりはできず、その辺りの兼ね合いがやはり難しいところですね。

 

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