予防接種(ワクチン)・自費診療について

予防接種(ワクチン)・自費診療について

 

 

I11_OTS32-1.png

 

 

 

小児〜ご高齢の方まで一般的な予防接種・ワクチン接種に対応しております。年齢や基礎疾患などに応じて、適切な予防接種を受けることをおすすめします。小児については母子手帳等を通して色々な案内や情報も届きやすいと思いますが、成人以後も機会に応じてぜひご検討ください。

 

基本的にお電話での事前予約をお願いしております。お気軽にご相談ください。

 

 ====

*インフルエンザワクチン:2023秋シーズンは終了。次回は2024年秋頃開始予定です。また正式決定次第お知らせ致します。

*新型コロナウイルスワクチン:2024年春接種(自費接種)に関しては こちらのお知らせ をご参照ください。 

*インフルエンザワクチン(2024年秋シーズン)、新型コロナウイルスワクチン(2024年秋接種:定期接種)に関しては こちらのお知らせ をご参照ください。

 

 

 

 

最近話題にもなっている主なワクチン

 

 

・帯状疱疹ワクチン(シングリックス):従来のワクチンよりも帯状疱疹の予防効果が高いとされているワクチンです。50歳以上の成人は2か月間隔で2回接種を行います。帯状疱疹を一度発症すると、治療後の痛みなど様々な合併症を起こす事が報告されています。生ワクチンではありませんので、ご高齢の方にも接種が比較的しやすいと考えています。

 *適応拡大:これまでの「50歳以上の者」に加えて、新たに「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」が2023年6月26日付けで追加されました。特別な持病の有無に関わらず医師と相談の上適応があると判断されれば、18歳〜49歳の方も接種が可能となりました。接種間隔などの接種方法は50歳以上と同様です。

 

 

 

・子宮頸がんワクチンについて

 

 2000年代以降、主に若年女性で子宮頸がんの増加が指摘されております。乳がんと並びAYA世代(15歳〜39歳)など若年世代のがんの多くの割合を占め、死亡率も決して低くない事が報告されております。諸外国と比較しても日本でのワクチン接種率は十分なものでなく、子宮頸がんの発生率も比較的高い事が危惧されております。対象年齢の方やそのご家族の皆様、ぜひ各種情報収集の上、接種をご検討下さい。

 

当院では従来のガーダシルに加え、現在ではシルガード9を主に使用しております。シルガード9の場合、9歳〜15歳未満の方であれば計2回で接種が完了するメリットもあります。

 

子宮頸がん予防ワクチンについては、平成25年6月より積極的勧奨を差し控えていましたが、令和3年11月26日の厚生労働省の通知により、接種勧奨を再開する事になりました。特に小学校6年〜高校1年相当の定期接種対象の世代だけでなく、定期接種対象年齢で接種ができていない平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)の方についてもキャッチアップ接種の適応となり公費でのサポートが得られる事があります。詳細は以下倉敷市のリンクや厚生労働省発行のPDFなどご参照ください。*令和7(2025)年3月まで = 公費で接種を完了する場合には2024年9月末までに1回目の接種を終える必要がございます。(https://www.city.kurashiki.okayama.jp/19612.htm

 

pdf 小6から高1.pdf (0.81MB)

pdf キャッチアップ.pdf (0.71MB)

 

 

 

・風疹/麻疹ワクチン:当院でも、該当者の方は倉敷市の補助を受けて施行できる風疹抗体検査を行なっています(抗体が十分でない方は公費補助を受けてワクチンを接種できます)。詳細は下記倉敷市のリンクなどご参照ください。(https://www.city.kurashiki.okayama.jp/19612.htm

 補助の対象でない方にも自費でのワクチン接種に対応しています。医療従事者であったり、留学や入職前に接種を勧められる場合もありますので、その他のワクチンと合わせて詳細はご相談ください。

 

 

・肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス、プレベナー):2つのワクチンそれぞれにメリットや違いがございます。定期接種(1回のみ公費補助)はニューモバックスのみです。皆様の年齢や状況次第で適時、適切なワクチンスケジュールに関して検討させて頂きます。

 

 

・百日咳含有ワクチン(トリビック):乳児がかかると命の危険があります。小児期の予防接種以外に、乳児のいる家族や出産予定の家族は百日咳含有ワクチンの追加接種をお勧めします。それ以外の成人でも百日咳を予防したい方は接種が可能です。