院長あいさつ・経歴
院長ご挨拶
初めまして。院長の横山聖太です。
当院は2023年4月によこやま内科・循環器内科としてスタートしました。
これまで医師免許取得後の12年間、大学病院や基幹病院で様々な症例や研究に関わらせて頂きました。
2021年4月に岡山に戻ってからも、岡山大学や川崎医科大学、倉敷中央病院をはじめとした地域の医療機関の先生方との多くの勉強会や研究会の機会を頂き、様々な経験を積む事ができました。
この生まれ育った地元岡山で、引き続き少しでも地域医療に貢献していければと考えています。
また、私自身はこれまでの勤務先である水島中央病院でも引き続き定期的に勤務します。患者さんの病状やご希望にあわせて、適宜スムーズな連携(CT/MRI検査や入院対応など)も行っていく予定です。他の連携先病院とも引き続きしっかりとした連携をとらせて頂きたいと考えています(主な連携医療機関を参照ください)。
微力ではありますが、引き続き関連病院等での業務も通して、開業医・勤務医といった枠にとらわれず、幅広い働き方で医療へ関わっていければと思います。
今後も自院や医師会の業務だけでなく、関連病院での業務(外来・病棟)や救急にも関わっていく予定です。
小児(園医や校医の役割も含めて)や予防医学〜入院・終末期まで幅広く普段から関わっておく事で、いざという時の患者さんへのより良い選択肢の提案へも繋がってくるのではと考えています。
0歳〜100歳まで、ご家族4世代で受診されている方も多くおられ私自身もやりがいを感じるとともに身の引き締まる思いを日々感じています、引き続きよろしくお願いします。
〜医学を医療へ〜
大病院ではないメリットも活かして、皆様の立場に立って診療させて頂きます。そして、地域のかかりつけ医として急な病気だけでなく、慢性の病気や生活習慣病、ワクチンなどに関する予防医療にも力を注いでいきます。引き続き漢方治療にも取り組んでまいります。
もちろん、連携先病院との繋がりを活かして、病状やご希望に合わせて早い段階で他院への紹介状作成なども可能です。介護事業所とも連携し、主治医意見書など介護の相談事に関しても可能な限り責任を持って対応します。お気軽にご相談ください。
主な経歴
- 2005年3月 岡山県立岡山操山高等学校卒業
- 2005年4月 国立大学法人 香川大学医学部医学科入学
- 2011年3月 国立大学法人 香川大学医学部医学科卒業
- 2011年4月 国立病院機構 岡山医療センター レジデント
- 2013年4月 国家公務員共済組合連合会 KKR高松病院 内科/循環器内科 シニアレジデント
- 2016年4月 香川大学医学部附属病院 循環器腎臓脳卒中内科/救命救急センター 医員
- 2017年4月 香川大学医学部附属病院 循環器腎臓脳卒中内科/救命救急センター 病院助教
- 2017年4月 香川大学医学部医学系研究科(博士課程)入学
- 2020年9月 香川大学医学部医学系研究科(博士課程)卒業
- 2021年4月〜社会医療法人水和会 水島中央病院 内科・循環器内科部長
- 2023年4月〜よこやま内科・循環器内科 院長就任
主な取得資格・専門医
医学博士
日本内科学会内科認定医・総合内科専門医・指導医
日本循環器学会循環器専門医
日本心血管インターベンション治療学会認定医
心臓リハビリテーション指導士
日本脳卒中学会脳卒中専門医
日本救急医学会救急科専門医
日本サッカー協会(JFA)スポーツ救命ライセンス
難病指定医
主な筆頭著者論文
Time Course Changes in Urinary Angiotensinogen and Circulating N-Terminal Pro-B-Type Natriuretic Peptide in Patients Hospitalized with Acute Heart Failure
Shota Yokoyama, et al: Internal Medicine 59(22) 2839-2847 2020
Early Hyperoxia in The Intensive Care Unit is Significantly Associated With Unfavorable Neurological Outcomes in Patients With Mild-to-Moderate Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage.
Shota Yokoyama, et al: Shock 51(5) 593-598 2019
Association of abnormal carbon dioxide levels with poor neurological outcomes in aneurysmal subarachnoid hemorrhage: a retrospective observational study.
Shota Yokoyama, et al: Journal of intensive care 6 83-83 2018
Diffuse Presence of Myeloblasts in Chronic Subdural Hematoma of a Young Adult Patient without Systemic Hematologic Disorder.
Shota Yokoyama, et al: Journal of neurological surgery reports 75(1) e129-32 2014
Intravenous Tissue Plasminogen Activator Therapy for an Acute Ischemic Stroke Patient with Later Diagnosed Unilateral Moyamoya Syndrome
Shota Yokoyama, et al: journal of stroke & cerebrovascular diseases 22(7) 1190-1192 2013
集学的治療により救命しえたclinically amyopathic dermatomyositisに合併した急速進行性間質性肺炎の1例
横山 聖太, 他:日本呼吸器学会誌 2(6) 767-772 2013
(その他の業績に関しては こちら:Research Map を参照ください)
最近の主な著書・共著書
・『ICU実践ハンドブック改訂版〜病態ごとの治療・管理の進め方』
・ 『臨床経験豊富な100人の専門医が教える! 健康 医学 ~本当はカラダに良いこと本当はカラダに悪いこと』
院長の紹介・生い立ち
医学部学生時代
医学部での6年間は本当に多くの事を学びました。勉強はもちろん大変でしたが、幸い良き先輩・同期・後輩に恵まれ乗り越える事ができました。 医学部とは思えない、本当に厳しくたくましいサッカー部での活動を通して、医学以外のとても重要な事を学べました。当時の経験や人脈は、今でもかけがえのない財産になっています。 (写真:6年生最後の西医体にて。背番号4番です。) |
レジデント時代
医学だけでなく、医療の基本中の基本に関して、ゼロから教えて頂きました。院内の研修医宿舎に住みこんで、夜間・休日問わず毎日診療させて頂いた日々は今でも貴重な思い出です。
厳しくも優しく指導して下さった指導医の先生方や一緒に切磋琢磨させてもらった優秀な同期には感謝しかありません。(写真:向かって左端。) |
シニアレジデント時代
内科・循環器内科医として基礎から今一度学び、非常に多くの経験を積ませて頂きました。また患者さんや共に働く医療スタッフへ寄り添う姿勢を学ばせて頂いた事も大きな財産となっています。
また、ここでも恩師に出会えた事を感謝しています。(写真:向かって左。) |
大学病院時代
やはり稀な疾患や重症な患者さんも多く、多くの経験をつみました。救命救急センターでは循環器以外の患者さんも多く、この時の経験が今でも生きている事を実感しています。
また、研究や論文作成を通して、これまでとは違った視点を得る事ができた事は何よりの経験でした。(写真:向かって右。) |
現在〜今後
2021年春に岡山に戻ってきた私をあたたかく迎え入れて下さった岡山大学や川崎医科大学、倉敷中央病院、岡山・倉敷・水島地区医師会の先生方にもあらためて御礼申し上げます。 今後もここ地元岡山で、微力ながら地域のために少しでも貢献できればと思います。同時に自院のスタッフと共に向上心を持って日々取り組み、スタッフ自身の健康や幸せにも繋がっていけば何よりかと考えています。
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岡山大学医局対抗サッカー大会にて(岡山大学・中川先生より提供頂きました)
先日は岡山大学医局対抗サッカー大会にも循環器内科チームとして参加させて頂きました。日頃は岡山大学サッカー部OBチーム(ねぶちクラブ)に所属し、岡山県の社会人サッカーリーグにも参加させて頂いています。タイミングが合えば息子を連れてファジアーノ岡山の応援にも出かけています。
自院や水島中央病院・急患センターでの病院・救急業務、医師会の活動、サッカー協会の業務などに日々奮闘している毎日ですが、たくさんの同僚の先生方、地元の友人・先輩後輩、家族・親族と岡山マラソン(2023)にも出場し無事に完走しました。
今後も引き続き地元岡山で、医療だけでなくスポーツや地域のイベント等にも積極的に関わっていきたいと考えています。