お知らせ
2024-12-11 14:00:00
当院の感染対策に関して
コロナウイルスやインフルエンザウイルス、マイコプラズマをはじめ各種感染症が猛威をふるっています。
他にもいわゆる感冒症候群や溶連菌やアデノウイルス、各種胃腸炎など様々な流行を実感しています。
特に感染症系の各種抗原検査などは初診時には陰性で、後に時間が経って陽性となるケースも認められており、医療者や患者さん自身も日々悩んでおられる様子を伺っています。検査のタイミングについては『いつが最適なのか』白黒つけ難い部分も大きく、当院では患者さんの状況(学校や職場)や希望、状態に応じて対応させて頂いています。また当院では必ず医師との対面診察後に検査を施行しております(事前に入り口や受付での検査は行なっておりません)。
現在は以前からのインフルエンザと同じく、コロナウイルスも第5類感染症となっていますが、『発熱外来』としての対応をどこまで続けるべきなのかや、その感染対策に頭を悩ましている医療機関が多いのも事実です。
当院では適宜定期通院中患者さんの定期診療(体調安定時)等 は、別の診察室で行うなどの対応も施行しております。
また感染対策の事もあり、発熱や風邪症状、胃腸症状、痛み等の急性疾患の患者さんにおいては、初診/再診や受付時間に関わらず、状況により一旦受付後は、自宅等で待機して頂き、当院からあらためてお呼び出し後 もしくは 午前午後それぞれの最終時間帯での診療開始とさせて頂く可能性もございます。あらかじめご了承頂ければ幸いです。
実際にどこの医療機関でも、完全に物理的(空間的/時間的)に『隔離』を行う事はなかなか難しい問題かと思います。
受付〜診察室〜会計・薬局までを完全に分離する事も難しく、時間で完全に限定すれば対応できる患者さんの数はかなり限定されてしまい、新規の患者さんはもちろん、かかりつけの患者さんにも対応できなくなる可能性が高くなります。
当院でも同様の悩みは抱えておりますが、現在、上記の通りなるべく院内での接触を最低限にできるような診療手順を組むような取組みを行うとともに、待合室に新しい空気清浄除菌脱臭装置を導入し、稼働させております。
一般的なHEPAフィルターに比べ、より高性能なULPAフィルターを搭載している機械になります。室内に浮遊するほこりやウイルスを99.999%以上キャッチし、室内の空気を清潔に保つ事が可能になります。また2本の強力な紫外線ランプ搭載で、捕集したウイルスに直接照射する構造により、除菌効率がUPするとされています。(https://www.fukuda.co.jp/medical/products/etc/fds-01.html)
かなりの有効性が期待されている機械になります。
他にも、院内のこまめな清掃・消毒であったり、順番待ちシステムの稼働によりなるべく院内での待機時間自体を短くするなど、引き続き少しでも感染対策に貢献できるように努力していこうと思います。門前薬局での待ち時間も短くできるように調整も進めてまいります。
また当院の方針ではありますが、実際に診察を行う医師(院長)自身もなるべく白衣を着ないようにしており、日々の洗濯やケアが容易で細菌やウイルスの温床になりにくい、ジャージ素材の上着で診療をさせて頂いております。あくまで個人的な見解ではありますが、どこの医療機関でも実際に白衣を毎日洗濯して交換する事は難しい事が多い印象で、当院ではこのような対応をしております。
ご了承の程よろしくお願い致します。
まだまだ至らぬ点も多いかと思いますが、よろしくお願いします。