お知らせ
2023-11-01 07:00:00
最近増えている??帯状疱疹の予防に : 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)に関して
コロナ期間の影響があるのか、夏の疲れがあるのか、最近当院でも帯状疱疹に罹患する患者さんの数がかなり増えている印象です。
(当院では、判断悩ましい症例は近隣の皮膚科専門医の先生へご紹介の上、アドバイスを頂いています)
他の医療機関の先生に聞いても同様の感想を持たれている方が多いです。
現在ワクチンといえば、コロナとインフルエンザが有名ですが、帯状疱疹に関して高い有効性と長い有効期間を持つ新しい帯状疱疹ワクチン(シングリックス=GSK社)の適応が拡大されました。
適応追加:これまでの「50歳以上の者」に加えて、新たに「帯状疱疹に罹患するリスクが高いと考えられる18歳以上の者」が2023年6月26日付けで追加されました。特別な持病の有無に関わらず医師と相談の上適応があると判断されれば、18歳〜49歳の方も接種が可能となりました。接種間隔などの接種方法は50歳以上と同様です。基本的には2ヶ月空けての2回接種です。
当院では、従来の水痘・帯状疱疹ワクチン(1回接種)も使用可能であり、2つのワクチンのメリット・デメリット(価格、有効性、有効期間)を相談した上で接種するようにしています。
状況や希望に合わせてぜひご検討いただければと思います。
通院中の患者さんは診察の際でも可能ですので、お気軽にご相談ください。待合室にパンフレットもご用意しています。