お知らせ

2023-09-03 11:00:00

健診等での血糖値異常や糖尿病指摘に関して🟰早期治療の重要性

秋の学会シーズンも重なり、様々な領域で多くの研究成果やエビデンスが報告されつつあります。

日曜日を使い、私自身も多くの研究会や勉強会で勉強をさせて頂いております。

 

循環器領域だけでなく、糖尿病や喘息領域でも治療のトレンドが進化してきているのを実感しています。

特に糖尿病に関しては、早期治療の重要性が増しています。

 

糖尿病治療の基本は食事生活療法である事は大前提ですが、現在は比較的安全で体重減少作用のある様々な薬剤が開発され使用が可能となっています。

患者さんの状況次第ではまずは薬剤の力をかりて、血糖や体重コントロールの改善を目指し、実現した上で、将来的な薬剤中止・食事生活療法継続を行っていく方針も一つの選択肢かと考えています。

 

患者さん一人一人は、単一の疾患だけでなく様々な疾患を合併しているケースも多いと思います。

なかなか大病院勤務時代には自分達の専門分野以外には関わりにくい事も実際多くありました。

現在はかかりつけ医としてトータルで関わって行ければと日々考えています。まだまだ自分一人では微力ですが、関連病院のお力もかりながら少しでも地域に貢献していければと思います。