お知らせ

2024-05-31 08:00:00

2024/6以降の診療報酬改定や新規算定項目等に関するお知らせ

2024/6以降のの診療報酬改定や新規算定項目等に関するお知らせ

 

厚生労働省や厚生支局等の基準に準拠し、初・再診料(ベースアップ評価料、外来感染対策向上加算、医療DX推進体制整備加算等)、特定疾患管理料・生活習慣病管理料、機能強化加算(初診時)などについて変動が生じております。病状・状況や自己負担にもよりますが、おおよそ5月までの自己負担額と比較して ± 200円程度 の変更が生じる可能性があります。

同様に個人個人の病状や受診回数、自己負担割合等にもよりますが、一般的に生活習慣病(糖尿病等)で定期通院されている方は自己負担額が20-50円程度下がるケースも多くなっております。

 

 

また今回の改定項目は多岐に渡っており、会計時などに確認のため通常より少しお時間を頂くケースが出てくる可能性もございます。

 

当院を受診される際には、あらかじめご理解のほど宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

また院内にも掲示しておりますが、待ち時間の緩和や外来待合での感染対策を兼ねて、下記の通り長期処方等の取り組みを開始しております。

 

 

通院負担や外来の混雑・待ち時間の緩和に向けた取り組み

 

・当院では体調の安定されている定期通院中の患者さんに対して、その方の病状やご希望もふまえ長期処方(2ヶ月処方など)を行っています。

・急性疾患やアレルギー疾患/鼻炎等の方に関しても病状や希望をふまえ適宜処方日数の相談を行なっています。

・患者さん個人個人の通院負担の軽減や全体としての医療費の削減、外来の混雑/待ち時間の緩和へもつながるものと考えています。

 

・これまでは一般的に医療現場では、月に1回程度の通院が通常とされているケースも多かったのですが、この度の診療報酬改訂(患者さんの自己負担が少し下がるケースも多いです)を見ても、国としても長期処方を容認/推奨し始めている印象です(医療費の問題もあるのかもしれません)。

 

・もちろん特定の薬剤(新薬、一部の睡眠剤・抗不安薬、注射剤、心臓治療薬)を使用されている方や、病状が不安定な方、治療開始直後の方などは月1程度の通院をお願いする事があります。

 

 

 

また同じく院内での掲示の通り、当院では以下の通り感染症への対応を行なっております。

 

 

・新興感染症発生時等に、都道府県の要請を受けて発熱患者の外来診療などを実施する体制を有します

・感染管理者(院長)が中心となり、「感染防止対策指針」及び「手順書」を定め、スタッフ全員で可能な限り院内感染対策を推進します。

・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を定期的(年2回)に実施します。

・原則、受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような 症状を呈する患者さんの受入れを断る事なく行うように努めています。

・抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正使用を心がけています。

・感染対策に関して医師会や基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。

 

 

当院では「かかりつけ医」機能を有する診療所として機能強化加算を算定しており、以下の取り組みを行っております。

 

・他の医療機関の受診状況およびお薬の処方内容を把握した上で服薬管理を行う事を心がけております。

・必要に応じ、専門の医師・医療機関をご紹介しております。

・健康診断の結果に関する相談等、健康管理に関するご相談に応じます。

・介護・保健・福祉サービスに関するご相談に可能な範囲で応じております。

・夜間・休日等の緊急時の対応方法について情報提供いたします。

 

なお、かかりつけ医機能を有する医療機関は、厚生労働省や都道府県のホームページにある「医療機能情報提供制度」から検索できます。

 

 

 

医療 DX 推進体制整備加算に係る掲示に関して:当院は、医療 DX を通じた質の高い診療提供を目指しております。

 

・オンライン請求を行っております。

・オンライン資格確認等システムにより取得した医療情報を、診察室で閲覧又は活用して診療をできる体制を実施しています。

・マイナ保険証利用を促進するなど、医療 DX を通じて質の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。

・電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取組を実施してまいります。  (※今後導入予定です) 

 

*令和6年10月以降はマイナンバーカードの利用率に応じて加算点数も変動する予定です。(詳細は厚生労働相のHP等ご参照ください)

 

 

医療情報取得加算に関する掲示に関して:当院はマイナンバーカードによる保険証(マイナ保険証)の利用により、質の高い医療提供に努めている医療機関です。

 

・患者さんよりお預かりした、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報は適切に管理・活用し、診察を行います。

・令和 6 年 6 月 1 日より、国が定めた診療報酬改定にともない、下記の通り診療報酬を算定いたします。

① 初診時(月に1回)

・加算1:3点(従来の保険証を利用の場合)

・加算2:1点(マイナ保険証を利用の場合、他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合)

② 再診時(3か月に1回)

・加算3:2点(従来の保険証を利用の場合)

・加算4:1点(マイナ保険証を利用の場合、他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合) 

 

*令和6年12月以降は上記点数も変更となる予定です。

 

 

明細書発行体制等加算に関して

・当院では医療の透明化や患者様への情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書発行の際、個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。

・明細書には使用した薬剤名や行われた検査名が記載されます。

・明細書の発行を希望されない方は、受付へその旨をお申し出ください。

 

 

 

一般名処方加算について

・当院では後発医薬品の使用促進を図るとともに、医薬品の安定供給に向けた取り組みなどを実施しています。そのなかで、当院では後発医薬品のある医薬品について、特定の商品名ではなく薬剤の成分をもとにした一般名処方を行う場合があります。一般名処方によって特定の医薬品の供給が不足した場合でも、患者さんに必要な医薬品が提供しやすくなります。一般名処方について、ご不明な点などがありましたら当院へご相談ください。(一般名処方とは、お薬の商品名ではなくお薬の有効成分を処方せんに記載することです。)