主な病気や症状
高尿酸血症・痛風
高尿酸血症・痛風について
尿酸が高い=痛風 ではありません。
・糖尿病や脂質異常症と同様に、健診や人間ドックで指摘を受ける事も多いと思います。腎臓のご病気と同時にみつかる事もあります。
・尿酸が高い=痛風(典型的には足の親指の付け根の痛み)と思われがちですが、尿酸が高い方全てに痛風が起きるわけではありません。ただ、高尿酸血症を放置する事で、痛風や腎臓の機能低下などにつながりやすい事も事実です。
・治療としては糖尿病や脂質異常症と同様に基本は食事や運動療法ですが、患者さんの危険因子や合併症に応じて治療目標を設定します。高尿酸血症に関しても治療薬の選択肢が増えてきています。
・よくプリン体カットのビールなら大丈夫か?というご相談を受ける事も多いですが、アルコールそのものや食事内容自体が原因となっている事もありますので、そのあたりも外来でご相談させていただきます。